リタイアメントビザ

サブクラス410リタイアメントビザへの新規申請ができなくなり、それに代わるビザとしてサブクラス405投資家リタイアメントビザが導入されました。今までのリタイアメントビザとは州・テリトリー政府からのスポンサー認可の取得、州債への投資の必要性等、大きく変わりました。(尚、すでにサブクラス410のビザをお持ちの方は、引き続き更新が可能となります。)

主な取得条件

  • 主申請者は、年齢55歳以上であること(その配偶者は何歳でも構わない。)
  • 州・テリトリー政府からのスポンサー認可を取得すること
    (但し、ACTはこのビザへのスポンサー参加をしないので、これらのテリトリーからの認可取得は不可能。)
  • 配偶者以外に扶養家族が居てはならない
  • 申請前の2年間75万ドル以上の純資産を保持していること
    (条件として、主申請者またはその配偶者と共に資産を合法的に保持していたこと、ならびにオーストラリアへ送金可能であること。もし、移民局指定過疎地域(下記参照)への居住をする場合には、50万ドル以上。)
  • 主申請者(または配偶者と併せて)年収が6万5千ドル以上あること
    (もし、移民局指定過疎地域への居住をする場合には5万ドル以上。)
  • 75万ドルの州債への指定投資を行うこと
    (移民局指定の過疎地域への居住の場合には50万ドル。項目4, のオーストラリアへの持込可能資産以外に投資が可能な資産であることが必要。)
  • オーストラリアの民間保険会社の健康保険へ加入すること
  • 健康であること
  • 人格上、問題がないこと

以上が、最初の申請に関する条件です。このビザに関しては、その後の更新手続きに関しても十分に考慮する必要があります。

上記に関連して以下が更新の際の主な条件となります。

更新の主な取得条件

  • 主サブクラス405投資家リタイアメントビザを保持していたこと
  • 居住をする州・テリトリー政府からのスポンサー認可取得(ACT以外)
  • 配偶者以外の扶養家族がいないこと
  • 6万5千ドル以上の年収があること(過疎地域に関しては、5万ドル以上で可。)
  • 初期指定投資を指定期間きちんと行い、その後も州債への指定投資を継続すること
    (過疎地域であれば25万ドル、それ以外は50万ドルの投資が必要。)
  • 民間健康保険への加入を継続して行っていたこと
  • 健康であること
  • 人格上、問題がないこと

上記ビザならびに更新に関しては、お問い合わせ下さい。

政府指定過疎地域

以下、政府指定過疎地域、郵便番号となります。

NSW州
(Sydney, Newcastle, the Central Coast, Wollongongを除く)
2311 から 2312
2328 から 2411
2420 から 2490
2536 から 2551
2575 から 2594
2618 から 2739
2787 から 2898

VIC州
(メルボルンを除く)
211 から 3334
3340 から 3424
3430 から 3649
3658 から 3749
3753
3756
3758
3762
3764
3778 から 3781
3783
3797
3799
3810 から 3909
3921 から 3925
3945 から 3974
3979
3981 から 3996

WA州
(パースとその周辺地域を除く)
2311 から 2312
6041 から 6044
6083 から 6084
6121 から 6126
6200 から 6799

SA州
州全域

TAS州
州全域

NT
テリトリー全域

ACT
一切なし
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