連立政権457ビザ改正に着手を進める

Coalition Govt presses ahead with 457 changes

(連立政権457ビザ改正に着手を進める。)

ABC News Updated Sat 8 Mar 2014, 9:59am AEDT Lindy Kerin

様々な非効率的な政府の規制(レッドテープ)を廃止するという旗印のもとでアボット政権下で現在行われているのが、レッドテープ廃止案です。

移民法のみならず、廃止となる各種規制は様々な分野にわたります。気になるレッドテープもありますが、今回はサブクラス457に関する規制の撤廃の話についてです。

ご存知の通り、現在457ビザでは各スポンサーが457ビザの上限を設定され、その人数まででなければスポンサーができないということになっています。今回、そうした非生産的な規制を廃止しようという提案が政府からされています。その結果、スポンサーは上限の制限なしに外国人労働者を雇用できることになります。

しかし、もちろんそうした動きに対して労働組合はだまっていません。そうした、規制の緩和は外国人労働者がますます流入することにつながり、オーストラリア人の雇用機会を奪うことにつながると反対をしています。こうした声も以前までの労働党政権下であれば、何かしらの政府の反応を期待できたのでしょうが、今は違います。労働組合に対しても、「あなたたちの言うことばかり聞いていたら、オーストラリアは世界から取り残されてしまう。そちらの弊害の方が大きい。」と、現政府は競争力は高める上でオーストラリアの経済と移民政策のバランスを取ろうとしています。

これ以外にも、気になるレッドテープ廃止がありましたら、お伝えしていきます。